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黒と金のお姫さま、子パンダのフェイホンはいま?性格と育ち、家族

中国・四川省の雅安碧峰峡基地に、黑金公主(ヘイジンゴンジュ。黒と金のお姫さま)と呼ばれる、女の子のパンダがいます。名前は飞虹(フェイホン)です。

この記事では、フェイホンのいまの様子と、短い動画で伝えられた性格、臥龍の神樹坪基地から碧峰峡基地へ移ったこれまでの歩み、母の绅宾(シェンビン)たち家族のことを紹介します。

フェイホンはいま、どうしている?

フェイホンは、中国大熊猫保護研究中心の雅安碧峰峡基地(四川省雅安市)で公開されていて、母のシェンビンと一緒に暮らしています(2026年9月時点の来園者の観覧記録より)。

2026年9月2日には、2歳の誕生日を迎えました(来園者の観覧記録より)。

このあとの性格の章では、主に臥龍の神樹坪基地にいたころに伝えられた姿を紹介します。

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フェイホンのプロフィール

フェイホン

日本での呼び名:フェイホン

中国での名前:飞虹(フェイホン)

繁体字の名前:飛虹

愛称:黑金公主(黒と金のお姫さま)、脏脏包 など

性別:雌

生年月日:2024年9月2日

生まれた所:中国大熊猫保護研究中心(四川省。どの基地かは発表されていません)

どんな性格?活発で、泥んこのフェイホン

黑金公主と呼ばれる女の子

2025年9月、中国の国営テレビ局のウェブサイトにあるパンダチャンネルは、フェイホンを、人気者の女の子のパンダとして紹介しました。日の光の下では、毛の黒の中に金色が透けて見えるそうです。パンダチャンネルは、光をまとった黑金公主、そしてかわいい脏脏包(ザンザンバオ。泥んこの姿をパンにたとえた呼び名)とも呼びました。

2025年10月、四川省の議会の取材を受けた神樹坪基地の説明員は、フェイホンをこう紹介しました。

「フェイホンはとても活発で、動き回るのも登るのも大好き。みんなが『黑金公主』というあだ名を付けた」

台の上でぐるぐる、木からは後ろ向きに

パンダチャンネルの短い動画では、動き回るフェイホンの姿がいくつも紹介されてきました。

2025年4月の動画では、木の台の上でお尻を突き出して、あちこちを見回しています。降りる足場が見つからず、あわててぐるぐる回っていました。

7月には、よく動く脏脏包という題の動画が出ました。紹介文には、フェイホンの言葉として「さあ一緒に運動しよう!みんな、わたしの小さな足どりについてきてね」と添えられています。

12月の動画では、竹をくわえたまま、後ろ向きに木から降りようとしています。

全身泥だらけの脏脏包

香港の英語のニュースサイトは、2025年7月、神樹坪で遊んだあと全身泥だらけになったフェイホンの映像を伝えました。横倒しの木の幹を越えようと一生懸命ですが、うまくいきません。

2025年8月には、ママ、行かないでという題のパンダチャンネルの動画が出ました。紹介文では、泥だらけのフェイホンが母に「ママ、焼きたての『脏脏包』、ひとつどう?」と話しかけています。

2026年2月には、中国の週刊誌が、泥んこで人気になった別の子パンダ・苏锦崽(スージンザイ)の記事でフェイホンにも触れ、去年は汚れた姿のフェイホンが人気になったが、今年の苏锦崽はもっと汚れている、と書いています。

あくび、木の皮、赤いボール、タケノコ、そしてお昼寝

2025年6月の動画では、フェイホンはあくびをして、また寝てしまいました。7月の動画では、木の皮を抱えて一心にかじり、11月の動画では、小さな足どりで赤いボールに向かって歩き、抱えこんで遊んでいます。

2025年12月、同じ香港の英語のニュースサイトは、緑色のカバの形をした遊び道具にすっぽり入って座るフェイホンを伝えました。パンダが退屈しないように置かれる道具です。フェイホンはその中で柔らかいタケノコを食べ、落ち着いて満足そうな様子だったそうです。

2026年1月には、同じサイトが、木の上でタケノコを抱えるフェイホンを伝えています。のんびりあたりを見回してから、昼寝の体勢に入りました。

神樹坪から碧峰峡へ。フェイホンのこれまでの歩み

2025年は神樹坪、2026年は碧峰峡で母と

2025年のフェイホンは、四川省の臥龍にある神樹坪基地で暮らす様子が、何度も伝えられました。

神樹坪から雅安碧峰峡基地へ移った日は、発表されていません。神樹坪での映像は、2025年12月の報道まで続けて伝えられました。2026年1月の報道も神樹坪での映像ですが、撮影した日は書かれていません。2026年2月初めには、碧峰峡基地で母のシェンビンと同じ運動場にいる姿が、来園者に記録されています。

年表で見るフェイホンの歩み

  • 2024年9月2日:中国大熊猫保護研究中心で生まれる
  • 2025年9月17日:国営テレビ局のウェブサイトのパンダチャンネルが、黑金公主と紹介する
  • 2025年10月24日:神樹坪基地の説明員が、活発な性格と黑金公主のあだ名を紹介したことが伝えられる
  • 2025年11月25日:フェイホンなど実在のパンダをもとにしたグッズづくりが報じられる
  • 2025年12月25日:神樹坪で、カバの形の遊び道具に座ってタケノコを食べる姿が伝えられる
  • 2026年2月:碧峰峡基地で、母シェンビンと同じ運動場にいる姿が来園者に記録される
  • 2026年9月2日:2歳になる

フェイホンの家族

母のシェンビン

2010年2月の記事は、中国のパンダ保護の研究機関の資料をもとに、子どものころのシェンビンをこう紹介しています。

「瓜実顔で、大きな目をくるくる動かすが、のんびりしていてあまり動かない。同じ姿勢でいるのが好きで、腹ばいでも座っていても、体はじっとしたまま、目の周りの黒い模様の中で、大きな目だけが動いている。考えるのが好きないい子」

動き回るのが大好きなフェイホンとは、子どものころの様子がずいぶん違います。

母が同じ姉たち

シェンビンの娘には、フェイホンのほかに、次の姉たちがいます。

冰晶(ビンジン)は2014年に雅安基地で生まれたメスで、父は芦芦(ルールー)です。各地の基地や生態園で暮らしたあと、2025年7月に山東省の臨沂動植物園へ移り、8月から公開されています(2025年7月ごろ 読者報より)。2026年10月の国慶節(中国の建国記念の祝日)の連休には、冰晶大王と呼ばれ、飼育員から果物と野菜のごちそうと手作りの竹の風鈴を用意してもらいました(2026年10月4日 魯網より)。

辰汐(チェンシー)は2018年に神樹坪基地で生まれたメスです。2025年、6歳あまり(人間なら20歳くらい)で、初めて繁殖(ペアリング)に参加しました。2025年6月の時点では、様子から、飼育員たちは妊娠してしばらくたつとみていたそうです(2025年6月19日 国家林業草原局のサイトより)。

深深(シェンシェン)と漫漫(マンマン)は、2020年8月27日生まれの双子のメスで、父は分かっていません。湖南省の岳陽中華大熊猫苑で、2023年12月から公開されています。公開が始まったころの記事によると、深深は活発で食べるのが早く、漫漫はゆっくりだそうです(2023年12月 華声在線より)。新聞によると、よく似たふたりを、お客さんたちはこう見分けています。黒い小さな翼を着ているように見えるのが姉の深深、黒い小さなケープ(肩かけ)を着ているように見えるのが妹の漫漫です(2024年12月21日 湖南日報より)。

2025年5月の記事では、ふたりは同じ部屋で暮らしていました。パンダが大人になってから一緒に暮らすことはほとんどなく、飼育員によると、ふたりも大人になれば別々の部屋が必要になるそうです。部屋の中では、深深は落ち着いて静かなのが好きで、好奇心いっぱいの漫漫は、窓にしがみついてお客さんをのぞいていました(2025年5月17日 珠海伝媒集団のニュースサイトより)。

両親

シェンビン(母)

中国での名前:绅宾(シェンビン)

性別:雌

生年月日:2009年8月20日

現在の状況:雅安碧峰峡基地(公開)

不明(父)

名前:公式の発表は見つかりませんでした

フェイホンときょうだい

フェイホン(本人)

中国での名前:飞虹(フェイホン)

性別:雌

生年月日:2024年9月2日

現在の状況:雅安碧峰峡基地(公開)

本文で紹介した冰晶など、母が同じ姉たちは、フェイホンの父親が発表されていないため、父親も同じかどうかが分かりません。ここでは省略しています。

※現在の状況の出どころ:とくに書いていないカードは、2026年9月時点の来園者の観覧記録より

※パンダの飼育場所や公開方針は今後変更される可能性があります。最新情報は飼育施設の公式発表をご確認ください。

フェイホンに会える場所

フェイホンに会えるのは、四川省雅安市の碧峰峡の景区の中にある、中国大熊猫保護研究中心の雅安碧峰峡基地です。

パンダの公開は、急に変わることがあります。出かける前に、中国大熊猫保護研究中心の公式サイトなどの案内で確かめてください。

泥んこで活発な黒と金のお姫さま、フェイホン

2024年に生まれ、臥龍の神樹坪基地で、動き回るのも登るのも大好きな子に育ったフェイホン。日の光の下で黒の中に金色が透けて見える毛と、泥だらけの姿で、黑金公主・脏脏包と呼ばれて人気になりました。2026年2月には碧峰峡基地で母のシェンビンと同じ運動場にいる姿が記録され、9月には2歳になっています。

フェイホンたちをもとにしたグッズ

2025年11月には、中国大熊猫保護研究中心が、福宝(フーバオ)・香香(シャンシャン)・フェイホンなど、実在のパンダをもとにグッズを作っていると報じられました。中国で文創と呼ばれる、文化グッズです(2025年11月25日 四川文明網より)。

同じ記事で、研究中心のグッズの担当者は、商品づくり全体について、次のように話しています。

「これらの商品を通して、四川と中国の自然を守る物語を、もっと若々しく、温かいかたちで世界に届けたい」

パンダプラネットでは、フェイホンマスコット、木登りフェイホンマスコット、フェイホンの缶バッジを扱っています。興味がありましたら、下のグッズもご覧ください。

パンダプラネットのフェイホングッズ

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出典

※本記事は、中国大熊猫保護研究中心の資料と、央視網・四川人大網・中国新聞周刊・四川在線などの報道、来園者の観覧記録をもとに、出典を確認のうえ作成しています。

この記事の著者

パンダプラネット編集部

パンダグッズのお店「パンダプラネット」の編集部です。動物園の公式発表や日本・中国の報道を確かめて、パンダの記事をお届けしています。

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